沖縄は南部には都会の那覇、中部や北部には豊かな自然など、いろんな環境を楽しめるのが良いところですよね。都会に住んで仕事も充実させたいし、自然も楽しみたいという願望を叶えてくれるのが、2拠点生活(デュアルライフ)です。
一般的な2拠点生活は東京と沖縄など、県をまたいで生活することが多いです。
わたしmayuは東京出身なので、東京と沖縄の2拠点生活もいつか実現させたいですが、現状はまだできていません。
今回はわたしが実際に経験した沖縄県内での2拠点生活について記事にしました。
1つは那覇市の賃貸マンション、もう1つは那覇から車で約40分の義実家の二世帯住宅です。
二世帯住宅だけで暮らすのは、いろいろと大変なことも多かったので、旦那の仕事をきっかけに2拠点生活に挑戦しました。
実際に暮らしてみてると、想像以上のメリットや予想外のデメリットがあったので順番に紹介いたします。沖縄県内にもう1つ家が欲しいかた、日常生活を充実させたいかたの参考になると嬉しいです。
メリット1:通勤時間が短くなった
とにかく毎日の通勤時間が短くなったのは嬉しかったです。
旦那の場合、朝の通勤ラッシュに巻き込まれなくなったので1時間30分→30分に!!
帰りも1時間→30分で家に帰って来られるようになりました。
1日1時間30分の短縮です。1週間で7時間30分、1ヶ月で約40時間も!!いかに通勤時間が無駄か痛感しました。
1日は24時間しかないので、1時間増えた分、すごく得した気がしました。
わたしはちょうど中間地点に通勤していたので、引越し前とほとんど変わりませんでした。
メリット2:自由時間が増えた
自由時間が増えたことで、ヨガとジムに通い始めました。
今までは仕事から帰ってくると動く余裕もなかったのですが、せっかく時間ができたなら有効活用しようと!!思い立ちました。
体を動かす習慣ができたことで、痩せるわ、ストレス発散できるわ、睡眠の質も上がるわで良いことづくめ。
読書をしたり、映画を見たりと、今までの平日の過ごし方では考えられないほど、充実した生活を送れるになりました。
メリット3:夫婦仲が良くなった
仕事から疲れて帰ってきたあと、家事や時間に追われていると、イライラしてしまったり、無駄なことで喧嘩をしてしまったりしますよね。
時間が増えたので、心に余裕ができて夫婦喧嘩も少なくなりました。
一緒に夜ご飯を食べられたり、夜は晩酌をしたり有意義な時間を過せます。
夫婦の会話も増えて、仲も良くなりました。皿洗いなどの家事を分担して協力し合えるようになりました。
夫婦で過ごす時間、コミュニケーションをとることはとても大切だなと実感しました。
家族が1番大事なのでプライスレスですね。
メリット4:那覇や南部で遊びやすくなった
那覇でゆっくりご飯を食べたりお酒を飲みたいけど、代行もコインパーキング代もかかるのであまり遊ぶ機会がありませんでした。
那覇には美味しい飲食店だけでなく、イベントやお祭りが盛りだくさん。
いつもはノンアルコールビールを飲んで家まで運転して帰ったり、駐車場を探し回ってイベントに遅れたりしてましたが、そんなことも必要なくなります。
那覇以外に住んでいる人にとってはかなり嬉しいメリットです。
リュウボウ、アウトレットモール、世界遺産やビーチなどが全てコンパクトにまとまっているので、買い物や遊びの移動も楽ちんです!!
南城市や糸満など、今までは遠くていく機会が少なかった
場所にも出かけるようになり行動範囲も広がりました。
メリット6:交友関係が広がりプライベートが充実した
近くに友達が住んでいたので、気軽に友達と会えるようになりました。
仕事後に徒歩で会いに行ったり、自宅に遊びに来てもらえるように!!
那覇ではたくさんのイベントやセミナーも開催されています。参加することで知り合いも増えて、交友関係も広がりました。
誘ってもらえる回数も増えて、プライベートも充実しました。
実家にいるとなかなか遊べない日もあったので、沖縄生活を充実されるためには大事な要素でした。
メッリト7:ストレスがなくなって元気になった
わたしの場合、二世帯住宅のときは、常に親族が近くにいてリラックスできず、ストレスが溜まり元気が無くなっていました。
那覇の家では、誰かに会うことも干渉されることもなくなり落ち着いて生活できるように!!
親戚の集まりなども断りやすくなり、行事やイベントに参加する頻度も減りました。
わたしの中では、ストレスがなくなったことが一番のメリットでした。
デメリット1:お金がかかる
2拠点生活の最大のデメリットは、間違いなくお金がかかることです。
家賃、家具家電、wifiや、敷金・礼金など初期費用が25万円ぐらいかかりました。
家賃は1DK・駐車場込みで月6・5万円。家が狭かったので引越し業者も頼まず、必要なものは自分たちの車で運びました。
節約のために心がけたのは、家電は最低限の機能、小さめを購入。ベッドはソファーベッドにして、夜はマットレスを敷いて就寝。
ダイニングテーブルは置かず、センターテーブルを使用していました。
洗剤や調味料なども全て買わなければいけないので、地味に出費がかさみました。
食器など実家から持って行ったものもあるので、まだ費用は少ない方だと思います。
那覇の方が物価が高いので、食費や日用品などの生活費が月5000円ほど上がりました。
実家にあまり居なくても、最低限の水道代や光熱費はかかる点がネックでした。
デメリット2:食材と洋服の管理が大変
1週間の間1・2回行き来していたので、食材の管理が大変でした。食材を使いきれないまま実家に帰らないといけなかったり、ご飯の作り置きした分を食べ切れなかったり。
冷凍できる物はしていましたが、賞味期限が切れてしまって、無駄になってしまうこともありました。
いざ料理をしようとしたら、調味料がなくて味付けできない、食材を持って来忘れて作れないことも。。。ズボラなわたしにはかなりハードルが高かったです。
洗濯した洋服が乾く前に実家に帰ったり、着ようと思っていた服や靴が那覇の家にあるので着れない場合も。慣れていけば間違いも減りますが、最初のうち何度も失敗しました。
どっちの家に何があるのかを忘れてしまい、物を無くしたのか、探せば見つかるのかもわからなくなることも。
デメリット3:掃除や家事が大変
掃除をする場所が増えるのが面倒でした。特に水回りなどは数日使っただけですぐに汚れます。
実家を掃除しても那覇の家でもまた掃除しなければいけないのが大変でした。
実家には食洗機がありましたが、那覇の家にはなかったので苦痛でしたね。
沖縄はとにかく湿気が多くてカビやすいです。毎日住んでいれば換気もできますが行き来すると疎かになってしまうことも。
数日後に帰ったらカビが生えていたというときもありました。除湿剤などを置いても足りず、かなり手強い相手でした。
1日中クーラーを付けっ放しにする方もいますが、2つの家でやると電気代が大変なことになります。
台風の時期は台風対策もしなければいけないので面倒でした。
デメリット4:ゴミの分別・ゴミ出しが面倒
ゴミ出しが出しの日は住んでいる市町村によって違うので、覚えるのも大変でした。分別方法も違うので、表を見ないと分からず、無駄に時間もかかってました。
24時間ゴミ出しできる家なら良かったのですが、事前にゴミを置いていける雰囲気ではありませんでした。
燃えるゴミを出したいのに、違う方の家に泊まっているから出せなかったり。
ビン・缶の日は週に1回しか出せないので、1回逃すと大変でした。
まとめ
2拠点生活(デュアルライフ)のメリット・デメリットを紹介しました。
1年以上暮らした感想は、2拠点生活をして本当に良かったということです。
わたしの場合は、那覇の賃貸と実家という組み合わせだったので、固定費がが安いので実現しやすかったと思います。
確かにお金もかかるし面倒なこともありますが、自由な時間や夫婦のコミュニケーション、快適な生活はお金には変えられない価値があると実感しました。
わたしの場合は二世帯住宅のストレスからも解放され、元気を取り戻しただけでもプライスレスです。
同じような悩みを抱えている方、今よりも快適な暮らしをしたい方にはぜひ、2拠点生活に挑戦してほしいなと思います。
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