沖縄移住を考えている人へ。
沖縄移住について考えているけど、「沖縄に住むメリットを知りたい!」とか、いつか沖縄移住したいとは思ってるけどなかなか勇気が出ない・・・と考えていませんか?
本記事を読むことで、沖縄に移住するメリットを詳しく知ることができて、「今すぐ沖縄に移住したい!」という気持ちになれます。
✔️本記事の内容
この記事を書いている僕は、沖縄出身で東京で13年暮らした後、再び沖縄に移住してきて今年で9年目になります。
僕は東京と沖縄の文化や価値観を知ってるという背景があり、
この記事を読むことで「沖縄目線と内地目線」の両方の立場から、沖縄のことを理解できると思います。
沖縄移住を考えているけどなかなか行動に移せないという方の背中を押すような内容になっているので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
沖縄に移住するメリット8選【人生激変レベル】
沖縄移住で得られるメリット8選は次の通りです。
①1年を通して暖かい
②冬でも肌が乾燥しない
③花粉症から解放される
④リゾートホテルを気軽に利用できる
⑤美味しくてお洒落なお店がたくさんある
⑥海が綺麗でどこに住んでもすぐ行ける
⑦空が広くて綺麗(おすすめポイント)
⑧新しい自分に出会えて前向きになれる
それでは順番に解説していきます。
①:1年を通して暖かい
沖縄がいかに暖かくて過ごしやすいかを、気象庁のデータを参考に、僕の体感も交えながら解説していきたいと思います。
2022年度の年間平均気温を沖縄と東京とで比較してみると、沖縄が23.7℃に対して東京は16.4℃と、7.3℃も差がありました。
沖縄は亜熱帯に属しているとはいえ、平均気温が内地の初夏並みに高いというのは、本当に驚きですよね。
冬が嫌いな人にとってはかなり大きなメリットだといえます。
続いて月ごとの平均温度を見てみましょう。
まず東京ですが、20℃を超える日は6月から9月までの4ヶ月間しかありませんが、沖縄の場合は3月から11月のなんと9ヶ月間もあるんです。
倍以上ですね。
さらに見て欲しいんですが、東京の10月の平均気温が17.2℃なのに対して、沖縄の12月の平均気温が18.6℃。
つまり、沖縄の12月は東京の秋よりも暖かいということになります。
実際に12月の前半までは半袖で過ごせるし、車を運転している時に、暑くてエアコンをかける事もあるので、もはや夏じゃね!?と感じる時もあります。
そして12月から2月の冬の期間においては、両者で10℃以上もの差が開いているので、まじで沖縄には冬がないってレベルで暖かいですよね。
もちろん、日によっては最低気温が1桁になったりと、寒い日も稀にあったりしますが、内地に比べると可愛いものです。
あと東京って春でも寒いじゃないですか。
昼間晴れてて暖かくても、夜になると10℃くらい下がるのもザラですし。
内地に住んだことのある人なら、あるあるだと思いますが、昼間暖かくて薄着で花見に出かけたら、夜になった途端グッと冷えて、寒くて花見どころじゃなくなるみたいな。
この昼と夜の気温差のせいで、僕は東京に住んでいた頃はしょっちゅう体調を崩していました。
それと比べると沖縄は、昼と夜の気温差がそこまで開かないので、体調を崩すことがほとんどなくなりましたね。
内地に住んでいる人で、冬から春にかけて体調を崩しやすい人は、沖縄に住めば季節の変わり目の体調不良はかなり良くなると思います。
ただ、沖縄の冬は確かに暖かくて過ごしやすくはあるんですが、不思議なもんで住んでいるうちにだんだんと体が適応してきて、ある程度しっかり寒く感じるようになるんですよ。
移住者の人たちが口を揃えて言うのが、「移住1年目の冬は暖かくて最高だったけど、2年目からは普通に寒く感じるようになった」という言葉です。
それでも、コートを着たり何枚も着込んだりすることはほぼないので、暖かいということは間違い無いですよね。
②:冬でも肌が乾燥しない
冬でも乾燥しないというのは、乾燥肌で悩んでいる人にとって、1番のメリットかもしれません。
まずは気象庁のデータで沖縄と東京の2022年度の相対湿度を比較してみます。
年間の値を見てみると東京の値が70%なのに対して、沖縄那覇の値は80%と10%の差がありますね。
ただ、10%の違いは確かに大きくはありますが、東京の70%という値も思ったよりも高いし、「そこまで変わらないんじゃね?」と思われるかもしれません。
ですが、僕が注目して欲しいのはそこじゃなくて、1年の中で最も乾燥する1月2月の値です。
1月の湿度は東京が52%に対して沖縄は72%、2月は東京が53%に対して沖縄は75%と、約20%もの差が出ています。
この差は本当に大きくて、
東京では乾燥が激しい日に、目がシパシパして、肌が乾燥して唇が割れて、「喉の中に何かいる〜!!」とか言いながら飴玉でなんとか凌いで、加湿器を炊いてなんとか湿度を上げようと必死になっている中で、沖縄では何もしなくても湿度が20%以上も高い状態で快適に過ごせてるんです。
これって僕的にはかなり大きなメリットで、東京に住んでいた頃は冬の時期になると、喉の乾燥がヤバくてのど飴舐めすぎて気持ち悪くなるし、手の甲があかぎれでズタボロになっていたし、鼻の中は常にカサブタだらけで呼吸しづらかったんですが、沖縄に移住してからはその悩みから解放されました。
冬の天気の良い日は、少し乾燥することもありますが、ハンドクリームやリップクリームを使うことはほとんどなくなりましたね。
知り合いの移住者の方は、内地に住んでいた頃は乾燥肌のせいで肌が荒れまくていたのに、沖縄に来てからは肌が潤って綺麗になったと喜んでいました。
ただし、5月と6月は湿度が90%くらいあるので、その時期はぶっちゃけジメジメして過ごしにくいです。
常に湿気が体にまとわり付いているような不快感があるし、家中のいたる所でカビが発生しやすいので、この時期だけは沖縄から脱出したいといつも思います。
ただ僕的には、冬でも乾燥しないメリットと、5月6月のジメジメ期のデメリットを比べたとしても、乾燥しないメリットの方が圧倒的に勝っていると思っているので、そこは「まぁしょうがないか」と割り切っていますね。
③:花粉症から解放される
花粉症といえばスギ花粉が有名ですが、沖縄には杉の木がほとんどありません。
そのため、スギ花粉が原因の花粉症は沖縄ではほとんど存在しないのです。
対照的に本土には杉の木が大量に植林されていて、2月〜4月にかけて花粉を撒き散らして猛威を振い、私たちを苦しめます。
なぜ本土には大量の杉の木があるのに沖縄にはないのか?
日本は第二次世界大戦後の高度成長期において、家や電信柱の材料として使われていた、木材の需要が急激に増えていきました。
適応力があって成長スピードが早い杉の木は、需要を満たす材料としてうってつけで、沖縄を除く全国いたる所で植林されたのです。
ところが、家や電信柱の材料にコンクリートが使われるようになったことで、木材の需要は一気に減りました。
その結果、伐採することが目的で植林された杉の木が、ほとんど残ってしまったのです。
沖縄に杉の木が植林されなかったのは、高度成長期の時代は、アメリカの統治下にあったため、日本政府の方針が適応されなかったためです。
沖縄にもブタクサや、サトウキビなどが原因の花粉症も、少数ながら存在するらしいですが、スギ花粉と比べるとかなり割合は低くなるので、「日本で1番の花粉症の影響が少ない場所」というのは間違いないでしょう。
日本人の8割の人は、遺伝的に花粉症を起こす体質を、持っていると言われていて、数年から数十年の準備期間を経て、ある日突然アレルギー反応が出て花粉症を発症します。
花粉症の怖いところは、「今大丈夫だからこの先も大丈夫」とは限らないというところでしょう。
僕も東京に住んで10年くらいはなんの症状も出ませんでしたが、沖縄移住の直前は鼻詰まりや目が痒いなどの症状が出て、いよいよ危ないという状況でしたが、沖縄に来てからは症状は全くなくなりました。
ちなみに環境省によると、2019年度の全国調査で、 スギ花粉症の人の割合は38.8%でほぼ3人に1人がスギ花粉症と推定されています。
さらに10年前と比べると花粉症にかかる割合は10%も増えているとのことなので、単純計算で2029年には日本に住んでいる約半分の人たちが花粉症にかかってしまうということになります。
そうした状況を踏まえて、国も花粉症対策として杉の木の伐採する計画があるようですが、
一気に伐採してしまうと土砂崩れや生態系の破壊に繋がってしまうので、なかなか進んでいないというのが実情です。
杉の木が大幅に無くならない限りは花粉症の根治は難しくて、今のところ複数の薬を組み合わせて、花粉症を緩和するという方法がベストな選択になっています。
花粉症が辛くて生活に支障をきたしているという人にとっては、スギ花粉のない沖縄はかなりの楽園になるはずです。
その辺りの需要に目をつけて、「花粉症逃避」ツアーを開催している旅行会社も多数あるので、このメリットの価値は、これからも高まっていくと言えるでしょう。
④:リゾートホテルを気軽に利用できる
沖縄には人気のリゾートホテルがたくさんありますが、なにも観光客だけしか利用できない、というわけではありません。
沖縄に住んでいる人たちも利用できるし、なんなら沖縄に住んでるからこその、普段使いができたりします。
例えば、気分転換に週末に1泊だけ泊まったり、宿泊はしないけどホテルでランチを食べて、リゾート気分を味わったりなど、いつでも気軽に利用できるんです。
また、沖縄旅行での天気の良し悪しは運次第になってしまいますが、沖縄に住んでると「明日晴れだからホテル泊まるかー」ってな感じで、天気の良い日を確実に狙ってホテルステイを楽しめるんです。
釣りやサーフィンやアクティビティーなども同じです。
いわば絶対に外さない後出しジャンケン的なことができるわけですね。
そして、ホテルによっては沖縄に住んでいる人が通常よりも安く利用できる、県民割プランを用意しているところが結構あります。
沖縄県民限定のお得な情報を知るには、「ちゅらとく」というサイトが便利ですね。
ちゅらとくは沖縄県民のお出かけを応援するサイトで、現在32万人以上もの人が登録している、沖縄ではかなり知られたサイトです。
会員登録は無料で、ホテル宿泊やレストラン、レジャーなどのお得な最新情報を得ることができます。
✔️沖縄県民のおでかけを応援するサイト→ちゅらとく
僕は連休が来るたびに、どこか良いプランはないかとチェックする癖がついているので、ホテルの情報については、いつの間にか詳しくなりました。
ちなみに、今年の7月20日までは「おきなわ彩発見NEXT」で、最大20%オフに加えて地域クーポン券も2000円分もらえるので、ホテルに泊まるなら今がチャンスです。
✔️おきなわ彩発見NEXTとは?→おきなわ彩発見NEXTホームページ
僕もつい先日、ちゅらとくでお得なプランを見つけて、さらにおきなわ彩発見NEXTも利用して、ホテルに1泊してきました。
浦添の海が見渡せる高台にあるホテルアラクージュオキナワというホテルで、この部屋が朝食付きで実質8000円で泊まれたんです。
今回1人で泊まってきたんですが、この部屋の値段が8000円でツインルームだったので、もしも2人で泊まった場合は、1人当たり4000円で泊まれるということになるので、とんでもない安さですよね。
レストランからの眺めは最高で、さらにテラスにはプールが付いていて、180°海が見渡せる素晴らしい景色を堪能できました。
沖縄に住んでいる方は、ぜひ「ちゅらとく」をチェックして、良いプランを探してみてはいかがでしょうか。
あと僕は、ホテルで食事をする時は、現地で支払うのではなく、コープで食事券を買うようにしています。
なぜわざわざそんなことをするのかというと、そのほうが安くなるからです。
例えば、「ANAインター コンチネンタル万座」のランチが通常3000円のところ、コープで食事券を買うと、なんと2400円で利用できるので600円もお得になります。
あとは、那覇のダブルツリーbyヒルトンのディナーが通常5350円のところ、コープで食事券を買うと4600円でいけて750円もお得になりますね。
全てのホテルを網羅しているわけではないですが、コープにで行きたいホテルの食事券を探してみても損はないと思います。
店舗に行くのが面倒くさい場合は、ネットで「沖縄 食事券 コープ」と検索すると、1番上にコープのサイトが出てくるので、そこから取り扱っている食事券の一覧が見れます。
僕は、リゾートホテルに泊まったり、食事をしたりするのはとても大事なことだと思っていて、
沖縄での日々がマンネリ化した時に、観光客モードでリゾートホテルを利用することは、沖縄に移住してきた当初のワクワク感を思い出せる良いきっかけになれるからです。
なので、僕にとってリゾートホテルを利用するというのは、沖縄に住み続けるにあたって大事な要素となっているんですね。
もしも今、沖縄に移住してきて長い年月が経って、「なんかマンネリ化してつまらない〜」って日々を過ごしている人はぜひ、リゾートホテルを定期的に利用してみてください。
想像以上にリフレッシュできますよ!
⑤:美味しくてお洒落なお店がたくさんある
沖縄には良いお店がたくさんあって、
街中や海沿いはもちろん、山の中や小さな島などの人気のないところにまで、いたるところに点在しています。
和洋中いろんなジャンルのお店がありますが、その中でも沖縄そば、タコライス、ステーキのお店が多い印象がありますね。
僕のおすすめは沖縄そばだと、「スーマヌメェ」と「浜屋そば」、あとはかなりローカルなお店になってしまいますが、「アワセそば」も好きです。
「スーマヌメェ」と「浜屋そば」はかなりの人気店ですが、オープン時を狙って行くと割とすぐに入れたりするので、僕はいつもオープン前に到着するようにしています。
続いて、タコライスの美味しいお店を紹介します。
数あるタコライス屋さんの中で、僕のおすすめのお店は、「キングタコス」です。
沖縄県民から「キンタコ」と呼ばれる人気店で、現在6店舗展開しています。
キングタコスはいろんなメニューがありますが、その中でもまず注文すべきは「タコライスチーズ野菜」ですね。
チーズとお肉がめっちゃ合うし、盛り盛りに入っているレタスがピリ辛のソースと絡んで、食欲をそそります。
量がかなりあるので、女性の方は2人でちょうどいいくらいかもしれませんね。
辛いのが苦手な人は、ソースをケチャップにしてもらえるので、注文する際に「ソースはケチャップで」と伝えれば対応してくれます。
その他のメニューで言うと「チキンバラバラ」や「ポテトフライ」も、量が多くて美味しいので、ぜひ食べてもらいたいですね。
続いて、ステーキの美味しいお店を紹介したいのですが、
ステーキのお店はまさに群雄割拠というくらい、数多くの美味しいお店がたくさんあって、その中でも僕のおすすめは「サムズ」です。
サムズは「アンカーイン」とか「マウイ」とかいろいろありますが、僕がよく行くのは「バイザシー」の方ですね。
バイザシーは料理人によるパフォーマンスがない分、値段がちょびっと安くて1人でも気軽に行けるので、かなり重宝しています。
バイザシーは「泡瀬店」「那覇店」の2店舗がありますが、海が近くて雰囲気が良い泡瀬店が特に好きで、内地から友達が来た時に連れて行くと、100%の確率で喜んでくれます。
あとこれ、泡瀬店だけかもしれないんですが、ステーキのメニューの中で1番安い、2500円くらいでガッツリ食べられる「サムズ リブ ステーキ」っていうメニューがあるんですけど、なぜか1番美味しいんですよ。
というのも、値段が1000円以上高い「最上質のリブロース」とか「サーロイン」とか「フィレミニオン」も食べたことあるんですが、やっぱり「サムズ リブ ステーキがおいしい!」ってなっちゃうんですよ。
ステーキメニューの中で1番安いものが1番美味しいっていうのは、かなり嬉しいです。
もちろん僕の個人的な好みといえばそれまでなんですが、一緒に行った人何人かも同じこと言ってたので、ぜひ皆さんも食べ比べしてみて、感想を教えてもらいたいですね。
あと、絶対に行ってほしいパン屋さんっていうのがあって、値段がそんな高くないにもかかわらず、超絶美味しいんです。
浦添にある「hoppepan」って名前のお店なんですが、人気すぎて常に行列ができるほど、伝説的なお店なんです。
僕はかなりのパン好きで、東京にいた頃からパンの食べ歩きをしてきましたが、その中でも間違いなくトップ3に入るくらいのお店だと断言できます。
東京のお店と比べると値段が安い分、コスパを考えたら1番かもしれません。
hoppepanはどのパンも美味しいんですが、とりあえず「まずこれだけは食べてほしい!」ってパンを2つだけ紹介したいと思います。
まず1つめは「栗のリュスティック塩バターサンド」です。
なんだか、かみそうな名前なんですが
甘い栗と塩気のあるバターを、もちっとしたパンで挟んでいるんですが、これが丁度良いバランスで、「考えた人まじ天才だわ!」ってレベルなんですね。
値段も220円と高くなくて、数あるほっぺパンの美味しいメニューの中でも、1番の人気パンだそうです。
あとは「ハーブソーセージドック」がとってもジューシーで食べ応えある感じでめっちゃ好きですね。
値段は350円なんですが、「本場ドイツのソーセージです」って1000円くらい請求されたとしても、全然納得できるくらいの美味しさだと思います。
というかんじで、僕のおすすめのお店を紹介してきましたが、お気に入りのお店をいくつか持っておくだけで、沖縄での生活はより楽しくなります。
僕の場合は、お気に入りのお店が10店舗以上あるので、その時の気分で行きたい店を決めて、たまーに気分転換したい時は、新しいお店を訪れるという感じのお出かけを楽しんでいます。
最後にもう1つ情報を入れたいんですが、沖縄にはお洒落でリラックスできるカフェがたくさんあって、更に有名どころのカフェチェーンがほとんど出店しています。
まさに、カフェ天国と言ってもいいのかもしれません
特にスターバックスは、人口に対しての店舗数が東京に次いで2位なので、スタバ好きの人にとってはかなり良い環境だと言えます。
その中でも、アメリカンビレッジを要する北谷町には、なんと5店舗もあるので、東京の都心部並みに多いんですね。
それでいうと最近の僕のブームは、休日に海の近くのcafeを巡って、食事の後に30分から1時間くらいyoutubeの動画編集やブログの記事を書いたりすることです。
さらに気分が乗れば近くのスタバに移動して、作業を続けたりしています。
会社から帰ってきて、家で作業をしようとすると、だらけてしまったり、いろんな誘惑に負けてしまってなかなか捗らなかったりしますが、カフェでする作業はかなり集中できるので、移住後に何か副業を始めたいという人にとっては、かなり良い環境だと思います。
あと、カフェチェーンの特徴として、どの店舗も内装が統一されているので、沖縄にいる感じがしないんですよ。
実はそれが結構プラスのポイントになっていて、東京が恋しくなった時に利用すると、まるで東京にいるかのような感覚を味わえるんですよ。
なので、移住してきたけど沖縄がなかなか合わなくて、少し疲れたっていう時はカフェチェーンを利用するというのも良いかもしれません。
⑥:海が綺麗でどこに住んでもすぐ行ける
ほとんどの人が綺麗な海を求めて、沖縄に移住したいと思うのではないでしょうか。
ここでは沖縄の海の素晴らしさを3つに分けて解説します。
①:東西の海岸を同時に楽しめる
沖縄の海は大きく分けると西と東に分けることができて、朝陽を見たいなら東海岸、夕陽を見たいなら西海岸というように、それぞれ違った景色を楽しむことができます。
沖縄本島は南北に細長い島なので、数十分もあれば東海岸から西海岸に辿り着けます。
例えば沖縄の中でも幅が1番狭い恩納村と金武町あたりだと、距離にして5km、車で10分もあれば横断できたりします。
それと比べて本土の場合、例えば関東甲信越であれば東海岸は神奈川県の由比ヶ浜海水浴場、西海岸は新潟県の瀬波温泉海水浴場が有名ですが、その2つの場所は432kmも離れていて、車でおよそ5時間半〜6時間半もかかってしまいます。
本土に住んでいると東西の海を同時に楽しむことはなかなかできませんが、沖縄に住むといつでもどこにいても、東海岸と西海岸どちらにも簡単にアクセスできるのです。
②:南部・中部・北部のオススメの海
また、沖縄はさらに、南部・中部・北部に分けることができます。
ざっくり言うと、都会と海を同時に楽しみたいなら中南部の海、自然をじっくり堪能したのであれば北部の海といったところでしょうか。
それぞれの有名な海を紹介していきます。
南部の海①:波の上ビーチ
那覇空港からモノレールで行ける、那覇市街からすぐのビーチ。沖縄の中で最も格式の高い神社「波上宮」に隣接しています。波上宮は恋愛祈願のパワースポットとして知られていて、お参りが終わってビーチでくつろぐ人達がたくさんいます。
南部の海②:瀬長島
那覇空港のすぐ隣にあるおしゃれなお店が連なるコンパクトな島。綺麗な海と離着陸する飛行機を間近で見れるので、かなりの人気スポットです。
南部の海③:豊崎海浜公園 オリオンECO美らSUNビーチ
那覇空港からバスで30分程で行けます。近くに「イーアス沖縄豊崎」「沖縄アウトレットモールあしびなー」があるので、買い物ついでにくつろげます。イーアス沖縄豊崎からも見渡せることができます。
南部の海④:奥武島(おうじま)
橋を渡るとすぐ、綺麗でコンパクトな砂浜が見えてきます。「沖縄天ぷら」の聖地としても、猫が多い「猫島」としても有名です。砂浜の上が広い階段状になっているので、そのスペースで天ぷらを頬張る人達が多くいます。
南部の海⑤:知念岬公園
小さな半島にある公園で、美しい海辺の景観が見れる場所として有名です。沖縄の中で1番の聖地と言われている斎場御嶽(せーふぁーうたき)のすぐ近くにあります。
中部の海①:アラハビーチ
北谷にある野外の大型バスケットコートで有名な、アラハ公園内にあるビーチです。遊具が充実していて、バーベキューもできるため、家族連れが多いです。
中部の海②:サンセットビーチ
アメリカンビレッジのすぐ隣にあるビーチ。名前の通り綺麗な夕日が見れることで有名です。常にカップルや観光客で賑わっています。
中部の海③:宮城海岸
日本人よりもアメリカ人率が高い、まるでアメリカの西海岸のような場所です。オシャレで美味しい食べ物屋さんが多く、ダイビングやサーフィンで有名な場所でもあるため、常に人が多くいます。サンセットビーチに負けないくらい綺麗な夕日が楽しめます。
中部の海④:海中道路
四方海に囲まれた全長5.2kmの橋。この橋を渡って勝連半島から平安座島→宮城島→浜比嘉島・伊計島、に行くことができます。橋の途中にある「海の駅あやはし館」で食事ができたり、うるま市の特産品を買うことができます。
中部の海⑤:果報バンタ(カフウバンタ)
宮城島にある果報バンタ。約70mの崖の上から色とりどりの青い海を見ることができます。周辺にはぬちうなーというパワースポットとがあって、散歩するだけで体が軽くなったような心地良さを感じられます。隣にぬちまーすで有名な「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」があり、塩ができるまでの工程を見ることができます。
中部の海⑥:浜比嘉島
「神様が住む島」と言われている、聖域のような島です。平安座島から全長900mの橋で行くことができ、その上から見る景色は絶景です。豊かな緑と綺麗な砂浜が、とても神秘的な雰囲気を醸し出しています。
中部の海⑦:伊計島
宮城島から全長198mの赤い橋を渡って行くことができます。橋の赤と、空・海の青がとてもマッチしていて、何度もこの橋を通りたくなってしまいます。海中道路から始まる島々を巡るドライブコースの終点でもあり、船を使わない最大の旅を味わうことができます。
北部の海①:恩納村の海岸沿い
沖縄1のリゾーと地と名高い恩納村の海沿いには、たくさんの綺麗なビーチを有するリゾートホテルが軒を連ねています。ハレクラニ沖縄を始めとして、シェラトン、ハイアット、エグゼスなどの、世界有数の高級リゾートホテルもあります。
北部の海②:万座毛
まるで象の鼻のような崖が有名な絶景スポット。エメラルド色の海が美しいです。
北部の海③:嵐山展望台
屋我地島と本部半島の間にある羽地内海を一望できます。沖縄では珍しい、瀬戸内海のような内海を見ることができます。遮るものが何もない青い海もいいですが、こんな雰囲気の海も素敵です。
北部の海④:エメラルドビーチ
美ら海水族館があることで知られている、海洋博公園内にあるビーチです。名前の通りエメラルド色の海と、その先にある伊江島の組み合わせは、間違いなく沖縄本島の中でもベスト3に入る絶景でしょう。すぐ近くにある備瀬のフクギ並木からも、この絶景を見ることができます。
北部の海⑤:古宇利島
名護市の屋我地島から全長約2kmの橋を渡って行くことができます。橋の上から見る景色も、古宇利島ビーチから見る景色も、どちらも息を呑むほど美しいです。嵐が出演していたJALのCMで有名になった、「ハートロック」もあります。
③:朝・昼・夕方・夜の4つの表情を持っている
あともう1つ、僕から皆さんに、沖縄の海の魅力を伝えるとすれば、朝・昼・夕方・夜と沖縄の海は4つの表情を持っているということです。
朝の海
朝の海は、人もそんなにいないので、まるでプライベートビーチに来たかのような開放感を味わえます。
さらに、日の出の時間が本土よりも遅いので、少し早めに起きるだけで、涼しい海辺を散歩しながら朝陽が登っていく様子を楽しむことができます。
昼の海
昼の海は太陽がギラギラして「これぞ沖縄!」って感じの海を楽しめます。
高く登った太陽の光が、海の透明度を引き上げてくれるので、リゾート感満載の情熱的な景色を楽しむことができます。
夕方の海
そして僕が1番好きな夕方の海ですが、赤く染まった夕陽が、水平線の彼方へ沈んでいく様子を見ていると、まるで別世界に、迷い込んだかのような感覚に陥ります。
この光景は僕が子供の頃から何百回と見てきたものではありますが、何度見ても感動で胸がいっぱいになりますね。
夜の海
そして夜の海ですが、なんと言っても日焼けの心配をしなくてもいいし、夏でも涼しいので、散歩しやすいですよね。
月明かりに照らされた海沿いを歩くと、波の音が心地よくて、なんだかフワフワした感覚になって、眠くなってきます。
僕は寝つきが悪い時は、車で10分くらいの距離にある浜辺を散歩して、リラックスしてから家に戻ると、グッスリ眠ることができます。
といった感じで、沖縄に住めば、東海岸と西海岸どちらにもすぐにアクセス可能で、さらに朝・昼・夕方・夜と、4つの表情を楽しむことができます。
そして、南部・中部・北部と自分の好みに合った場所を探索できるので、飽きることなく海を堪能できるのです。
⑦:空が広くて綺麗(おすすめポイント)
僕が沖縄に来た友人を案内する時に、皆が口を揃えて言う言葉が「空が広くて綺麗」です。
沖縄イコール海というイメージがあるので、意外と知られていませんが、沖縄の空は海に負けないほど綺麗なんです。
沖縄には高い建物があまりないし、特に海沿いは遮るものが何もないので、とにかく空の面積が広く感じます。
昼の空
雲一つない快晴の時は、空と海の境界線がわからなくなるくらい一体化して、その光景を見るだけで、スーッと心地よい開放感が全身に広がっていきます。
太陽が雲に隠れた時でさえ、雲の隙間から差し込む光が、まるで天使の梯子のように美しく見えて、思わずカメラを構えてしまいます。
夕方の空
そして、昼から夜を繋ぐ、オレンジのグラレーションが広がる夕方の空は、とても幻想的で、僕は毎日その美しさに、飽きることなく心を動かされ続けています。
晴れた日は綺麗な夕日が見れるし、
曇りの日でも、オレンジに染まった雲が天然の照明みたいで、本当に素敵です。
僕はその時間帯を「orange time」と勝手に名付けて、今では「orange time」を見ることが、沖縄で生きる1番の理由になっています。
「沖縄移住で覚悟しておく事10選」という記事で、沖縄を好きでい続けるためには、自分にとって大切な「何か」を見つけることが大事だという話をしましたが、僕にとってはそれがorange timeだったりします。
オレンジに照らされた空間はその都度、僕に生きている素晴らしさを教えてくれるので、沖縄に来た際はぜひ、夕方の空に注目してもらえると嬉しいです。
夜の空
そして沖縄の空は夜になっても美しいんです。
月の輝きはもちろん綺麗ですが、たくさんの星々が煌めく空は、まるで天然のイルミネーションのようで、だんだんと夜空と自分自身が一体化していくような不思議な感覚を覚えます。
星は、建物の灯りが少ないほどハッキリ見えるので、人気のない北部の海岸沿いや島に行けば、より一層幻想的な星空を見ることができます。
僕の場合、眠れない日は海に行って波音をBGMに星を見に行くというのが習慣になっています。
朝・昼・夕方・夜と、空と海で幸せを感じられるなんて、とても素敵なことだと思いませんか?
⑧:新しい自分に出会えて前向きになれる
沖縄移住したいと考えている人は、「都会で満員電車に乗る日々に疲れた」とか「人間関係に疲れた」とか「大好きな海の近くでのんびり暮らしたい」など、
今の生活に満足していない、もしくは沖縄に移住することで、今よりも幸せになりたいと願っている人が、ほとんどではないでしょうか?
人間は良くも悪くも環境によって規定される生き物です。
今の環境に留まって、同じような毎日を繰り返している限り、何かが一気に変わるということはないし、なかなか前に進んでいるという感覚は得られないでしょう。
そういう意味では、沖縄に移住して環境を一新するというのは、自分を変えるのに最も効果的な劇薬になりえるかもしれません。
移住がうまくいったとしても、例えうまく行かなかったとしても、新しい環境で新しい自分に出会えるのは価値があるし、「さぁ次はどうしよう?」と、前を向いて歩いていけます。
沖縄にいることが「違うと」思ったら別の道を探せばいいだけです。
なぜなら、沖縄移住は幸せになる手段の1つであって、目的ではないから。
僕たちは自由だし、思い通りに行動できる権利があります。
例え周りから反対されたとしても、決断を下すのは自分自身です。
自分だけが自分の人生に対して責任を取れるんです。
きっと沖縄移住を考えている方の中に、こんな風に考えている人がいるかもしれません。
「いつか行きたいな」とか「今の仕事が落ち着いたら考えよう」とか「定年したら老後に沖縄で暮らそう」などなど・・・。
ここで1つ、皆さんにお聞きしたいんですが、今から1年後に「わたしは100%確実に生きている」と断言できる人はいるでしょうか?
そんな人いないですよね。
事故に遭うかもしれないし、病気になるかもしれないし、誰かに刺されるかもしれないです。
たとえ、どんなに気をつけていたとしてもです。
それを踏まえたうえで、半年後はどうでしょうか?半年後に確実に生きていると保証がある人はいるでしょうか?
同じく断言できないですよね。
では1ヶ月後はどうでしょうか?
1週間後は?
明日は?
僕たちは次の瞬間、生きてるかどうかわからない世界線にいるんです。
もしも明日、この世からいなくなるとして、あなたは何を後悔するでしょうか?
「もっと友達を作れば良かった」とか、「好きな仕事に挑戦しておけば良かった」とか、色々と出てくるかもしれません。
もしも後悔することの中に、沖縄移住をしなかったことが出てきたら、あなたは沖縄移住について真剣に考えた方がいいかもしれません。
明日、僕はこの世からいなくなるかもしれません
だからこそ今日も沖縄の風を全身で感じるし、オレンジに包まれた夕方の世界を思いっきり堪能します。
ここでは、大それたことを達成できなくても、いつでも幸せになれるし、過去を振り返って後悔することも、未来を憂いて不安になることも忘れて、今を生きることができます。
辛いことがあった日も、自分を嫌いになりかけたとしても、幸せを感じる瞬間が指折り増えていくたびに、僕は新しい自分に出会えるし、前向きにもなれます。
どうか皆さんも、この最大のメリットをいつでも受け取れるということに気づいて、素敵な沖縄ライフを送っていただければと思っております。
まとめ:沖縄移住は「人生の再出発」という前向きな決断
最後に記事の内容をまとめます。
⚫︎沖縄移住で得られるメリット8選
①1年を通して暖かい
②冬でも肌が乾燥しない
③花粉症から解放される
④リゾートホテルを気軽に利用できる
⑤美味しくてお洒落なお店がたくさんある
⑥海が綺麗でどこに住んでもすぐ行ける
⑦空が広くて綺麗
⑧新しい自分に出会えて前向きになれる
今回の記事は以上となりますが、
他にも「地震が少ない」や「子供連れに理解がある」などのメリットがあったりしますが、また次の機会に解説できればと思います。
今回紹介したメリットはどれも胸を張って紹介できる素晴らしいものですが、
つまらなくて辛い毎日を送っている人は、「もしかすると移住は逃げなんじゃないか?」と自分で思ったり、もしくは周りから責められるかもしれません。
ですが、「人生を変えたい!」「今の自分を変えたい!」と思って移住することは、逃げなんかじゃなくて人生の再出発を自分で選択した前向きな決断だと思います。
人生は冒険のようなものなのかもしれません。
どうか沖縄に来たら、「人生の再出発」という自分史上最大級の冒険を楽しんでもらいたいです。
「自分の人生を楽しむ」
それこそが沖縄移住の醍醐味だと僕は思います。
⚫︎沖縄に移住するメリット8選【人生激変レベル】