沖縄の方言ことわざは面白い!「昔言葉」は「黄金言葉」

男女にまつわる昔言葉

世界中で男女にまつわることわざが数多く存在しますが、沖縄にもあるんです!

何だが時が経っても男女の本質は変わらないんだな・・・と考えさせられますね。

『いなぐや  かーぎ  いきがや  くくる』(女や容姿  男や心)

日本のことわざで類語は「男は度胸 女は愛嬌」

【意味】

女にとって大切なのは容姿端麗であることで、男にとって大事なのは心持ちが豊かでしっかりしている事である。

【解釈】

ひらがなだと??ですが、漢字にするとわかりやすいですね。

沖縄の方言で「いなぐ」は女を指し、「いきが」は男という意味です。

「いなぐ」と「いきが」は今の若い世代にも頻繁に使われており、女性を口説くのに失敗した際に、「こうしてイナグはイナグ(居なく)なる」とか「イキガのイキガ(息が)臭い ついでにワキガも」なんていうくだらないダジャレみたいな事を呟いたりします。

日本のことわざである「男は度胸 女は愛嬌」はよく耳にしますが、沖縄のことわざにもそんな意味合いの言葉があったなんて、わたしも知りませんでした。

「男は度胸 女は愛嬌」の愛嬌という意味合いとしては、外見が美しいというよりも、ニコニコしていてどちらかと言うと心の中の美しさを表しているようにも思えます。

ですが、沖縄のことわざである「女や容姿 男は心」では、「女や容姿」と断定しているので、完全に内面無視の外見の美しさのみに焦点を当ててますよね。

なんていうか、女性の方々からブーイングが起こりそうな昔言葉ですね・・・。

いきがぬ くとぅばや しゅむん がわい(男ぬ 言葉や 証分 代い)

日本のことわざで類語は「男に二言はない」

【意味】

男が一度口から出した約束事は、しっかりと紙に書いた証文と同じである。

【解釈】

男のわたしからするとドキッとしてしまう昔言葉です。

男たるもの自分の言葉に責任を持て、という事でしょうが、「男に二言はない」と比べると「証文」という単語が出てくるぶん、より重いというか物騒な響がします。

浮気がバレた沖縄の男に対して怒った嫁が、「あんた前も同じ事したよね!あなたは覚えてないかもしれないけれど、その時に次浮気したら全財産わたしに譲るって言ってたよ!全財産もってこい!」とまくしたて、

「いやいやそんな箏言ったどうかわかんないし、ただの口約束でしょ」と返しても、この伝家の宝刀である「男ぬ 言葉や 証分 代い」だよ!なんて言われてしまうと困ってしまいます。

女性からすれば間違いなく「黄金言葉」でしょう。

きっとこの昔言葉に苦しめられた男は数多くいらっしゃったのではないかと、勝手に思うmasaでした。

「ビジネスシーンでも使える昔言葉」へと続きます→

 

2件のコメント

masaさま
はじめまして。
沖縄在住の安富祖と申します。 
沖縄の言葉を方言で知ることができて、うれしいです!住んでいると当たり前になって
改めて知ろうとする事も少ないですが…という私は埼玉で生まれ育ち、両親はウチナンチューですが、微妙なアイデンティティを持って育ちました。埼玉では、沖縄人みたいに言われ、こちらに来たら、ナイチャー的な感じに言われましたが、今はどっちでもOKになりましたが笑
そんな経緯があって、俯瞰してどちらも見る事ができるのは、良かったと感じます。

時間がある今、沖縄の名言みたいのを調べていて、この記事を拝見しました。

特に、意地ぬんじらー、てぃーふいき
のもとになったお話は、興味深く、なるほどーと思いました。
言葉というのは、時代を超えて今に生きてるものなんだなーと改めて感じました。

ありがとうございました!!

安富祖さん、コメントいただきありがとうございます。
純粋なウチナンチュでありながら、埼玉で生まれ育ったという事で、きっと色々と大変な思いもされた事だと思います。
わたしも東京と埼玉に長くいたので、沖縄に戻ってきた頃は「ないちゃー」みたいな感じでしたよ:笑
なので、内側と外側、両方の観点を持つ立場から、もっと沖縄の言葉や歴史を知りたいと思うようになり、図書館に駆け込んでいろいろと調べるようになりました。
その中で、自分が良いと思った言葉を他の方にもぜひ知ってもらいたい!と思うようになり、この記事を書くに到りました。
わたしも、意地ぬんじらー、てぃーふいきは 今でも教訓の1つにしているくらい大切な言葉なので、共感してもらえてとても嬉しいです。
この記事を書いて良かったなと励みになりました。ありがとうございます(^^)

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