沖縄県民の学生同士は、初対面でも苗字ではなく名前で呼び合う?

私は沖縄の高校を卒業後、東京の専門学校に進学しました。

最初の授業の日、田舎から出て来て右も左もわからない私は、誰にも話しかける事ができずにひたすら俯いて、机と会話をしてるような感じでした。(絶対暗い奴と思われてた・・・)

そんな私に救いの手を差し伸べてくれたのが、僕の前の席に座ってたT君。

彼は授業が終わり休み時間になるとすぐに振り返って、下を俯いて座っていた私に話しかけてくれました。

T君「名前なんて言うんですか?」 私「N城  Mです。」

T君「珍しい苗字だね。N城君は出身はどこなの?」 私「!?」

このやり取りって、一見普通に見えますよね?実際ほとんどの人にとって普通のやり取りです。

しかし、当時の私はT君の私に対する呼び方にビックリしてしまいました。

えっ?名前じゃなくて、苗字なんだ。しかも’君’をつけるって沖縄と違う!と驚いたのです。

沖縄では初対面でも名前の呼び捨ては当たり前

私は保育園から高校まで沖縄で過ごしましたが、 クラスメイトや友達を苗字で呼ぶという経験はほとんどなかったです。

不良だろうが、真面目っ子だろうが異性だろうが関係ありません。

ほとんど全員、なんのためらいもなく名前で呼んでいました。

担任の先生も、当たり前のように生徒を名前で呼んで来ます。

更に、名前も’君’や’さん’付けではなく呼び捨てです。

周りがそうだったので、これが当たり前だと思って生きて来ました。

沖縄に住んでいた頃の僕は、名前に’君’と’さん’を付けるのは、何というかこそばゆくて気取ってる感じがして、周りもそんな雰囲気でした。

もちろん社会人になってからは、呼び捨てで名前を呼び合うというような事はさすがに少なくなるとは思いますが、名前で呼び合う会社も結構あると耳にしたりします。

東京の友達にその辺の事情を聞くと、「東京では生徒同士はもちろん、担任が生徒に苗字にさん付け君付けで呼ぶのが普通だよ」と話していたので、文化の違いという事でしょうか。

東京だと初対面でいきなり呼び捨てで名前を呼ぶと、「何だこいつ、いきなり呼び捨てで呼びやがって失礼な奴だな」と大抵の方は不快に思われます。

私もT君が最初に君付けで呼んでくれたから良かったものの、そうでなければクラスメイトの事をいきなり呼び捨てで呼びまくって、「こいつヤバイ奴だ」と思われるところでした。

危なかった・・・笑

名前の呼び方と、人との距離の近さって比例する

よく沖縄の人は、人との距離が近くてお節介で優しいと聞きます。

それはもしかすると、小さい頃から名前でお互いを呼び合うという事も大きな要因の一つではないかと私は思っています。

東京で名前で呼び合うというのは、よほど親しい間柄ではないとなかなか難しいと思います。

恋人同士でも、最初は「苗字〇〇さん」、次に「名前〇〇」ちゃん、最後に「名前〇〇」といったように、距離が縮まってくにつれて相手の呼称も変わって行きます。

いきなり名前を呼び合う人達もいるかもしれませんが、それは元々仲が良い友達だったりと、最初から距離が近い状態で恋人同士になったカップルがほとんどでなないでしょうか。

それに比べ沖縄は、人間関係が出来上がってない状態で、いきなり名前の呼び捨てからスタートします。

それって心理的に近い状態から人間関係を構築できるという事ではないでしょうか?

まとめ

東京と沖縄どっちが良いかというのは人それぞれです。

最初戸惑いましたが、’君’と’さん’付けで苗字を呼び合うというのは、適度な距離感があり

人と無理なく接することができるので、私は好きです。(かなりの人見知りな為)

逆に外交的な方々にとっては、名前で呼び合う方が良いのかもしれません。

もし、東京の方が沖縄の人と接する事になり、いきなり呼び捨てで名前を呼ばれても、こういう事情があるんだ、と優しく見守っていただけると同じ沖縄県民として嬉しいです。

また、沖縄から上京する方達も、最初は戸惑うかもしれませんがすぐに慣れるので、ホームシックにかからないでくださいね(笑)

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