嫁さんの会社の同僚からつけ麺が美味しいとの情報があり、ずっと気になってた「麺屋はちれん Hachiren」。
現在通っている読谷の鍼灸院に行くついでに、嫁さんと二人で行ってきました。
食べた感想を一言で言うと「当たり!」です。
東京でたくさんのラーメンを食べてきて、ある程度舌が肥えているという自負もあり、そこまで期待していませんでしたが、それが良い意味で裏切られました。
では早速紹介しますね。
麺屋はちれん Hachirenの場所と営業時間
場所は読谷の『読谷村地域振興センター』という建物内の3階にあります。
隣に「JAおきなわ 読谷ファーマーズマーケット ゆんた市場」があるのでわかりやすいです。
広々した敷地で駐車場もかなりあるので、店に着いたはいいが車を停められず途方に暮れるという沖縄でよくある問題に悩まされる事はありません。
この建物の3階です↓
ぱっと見大きな看板がないのでわかりづらいですが、よく見ると正面に「麺屋はちれん営業中」という立て看板が。
その後ろの「入り口」という紙が貼ってあるドアから建物内に入れます。
立て看板に営業時間が記載されていました。
店内の様子とメニュー
建物内に入って奥に進むと、階段とエレベーターがあります。
3階まで登るとFM読谷の事務所が目の前に。
奥にブースがあって放送中の番組が見学できるそうです。
今回はつけ麺が目的なのでそのまま進んで行く嫁さんとわたし。
すると、丸々としたオリオンビールの提灯で飾り付けされた、華やかな店内が見えてきました。
老若男女問わず家族連れの方やカップル、ベースの外国人の方も多数来店されていました。
皆さん一生懸命ずるずると麺をすすっていて、とても美味しそうです。
その様子を見てわたしも嫁さんもヨダレが出そうに・・・朝ごはんきっちり食べたはずなんだけどな(笑)
ちなみに、やはり人気店なだけあって多数の方が行列を作って待っていました。
写真を見てわかるかと思いますが、ここはたくさん椅子が並べて置いてあるので、待ち時間も座って過ごすことができるので苦になりませんでした。
近くにちょっとした雑誌コーナーがあるので、雑誌を見ながら待つのもいいかもしれません。
わたしと嫁さんは「東京ラーメンランキング」をじっくり読みしたので、お腹が空いて逆に待ち時間が辛くなってしまいましたが・・・(笑)
今回は満員で順番待ちなので、まずは受付シートに名前と人数を記入して、食券機で食券を買います。
食券機を見て嫁さんが一言。「あつもりやってないんかい!」
食券機をよく見ると、下の方にあつもりはやっていませんという告知が。
※あつもりとは・・・つけ麺の場合スープと麺が別々で出てきますが、その際に麺が冷えてるとスープが冷めてしまうので、麺を熱々にしてくれるサービス。
わたしは気になりませんが、熱々が好きな人にとっては「あつもりじゃなきゃ嫌」という人もいるみたいです。
少しショックを受けた嫁さんではありますが、すぐに気を取り直して、隣の窓に貼ってあるお品書きを見て悩み始めました。
食券機の横に貼ってあるお品書き↓
2〜3分悩んだ結果、嫁さんは梅つけ麺、わたしは辣醤つけ麺(ラージャンつけ麺)を頼むことにしました。
どちらも1.2を争う人気メニューとのこと。
梅つけ麺は名前の通りスープに梅が入っていて、辣醤つけ麺は海老風味だそうです。
それにしても優柔不断の嫁さんにしては早い決断でした。
よほどお腹が空いていたのか・・・
食券を買うと店員さんに渡して、待合席に座って待つ二人。
つけ麺だけでなくラーメンもあるので、次回挑戦してみたいと思います。
ベースの外人さんはトッピングしまくっていて、かなり美味しそうでした。
トッピングつければ良かったと少し後悔。
時は流れ20分ほど待っていると名前を呼ばれ、席へ案内されました。
中央の調理場が見えて、提灯が映える良い席でした。
周りを見渡すと、他にもカウンター席があり、お一人様でも来店しやすそうな雰囲気。
机の上はこんな感じです。
お水はセルフで、コップは自分達で用意します。
何やら赤い星座占いの機械があって少し気になりましたが、お腹が空いているので嫁さんもわたしもスルー。
人気メニューを実食
そして待つこと数分。
美味しそうなつけ麺たちがやって来ました。
この写真は「辣醤つけ麺」です。
スープは赤々として辛そうです。
まずはスープを一口。
おっ、かなり濃厚!
アヒージョのような深い味ですが、クドさや癖がなくて、とても美味しい!エビの風味が口の中に広がってきて、細く切られた長ネギがシャキシャキと食感を与えてくれて、予想以上の美味しさ!
辛いのが得意でないわたしでも美味しく食せたので、辛いのが苦手な方にもオススメです。
続いて麺をスープに入れてすすります。
スープが麺によく絡みつき、もやしがシャキシャキと更に食感をよくしてくれて、細い赤唐辛子がピリッとアクセントをつけてくれます。
麺はつるつるしていて、硬くもなく柔らかくもなく。
いつもは固い麺の食感が好きなわたしですが、野菜達がシャキシャキと噛みごたえを良くしてくれているので、丁度良い硬さだなと感じました。
やっぱり美味しい!
具材はそんな多くなく、お肉も豚角切りが3切れ程。
具材が多すぎるとスープの味が薄まるので、これくらいがベストだと感じました。
お肉も柔らかくはないですが、しっかり味が染み込んでいて美味しいです。
麺もあつもりではないので途中でスープが少し冷めてしまいますが、それが逆に辛さもクールダウンしてくれて、辛いのが苦手なわたしにとっては丁度良かったです。
気付いたらペロリと完食していました。
本当にペロリと食べられます。
まだまだ食べれそう・・・
残念ながら替え玉はやっていないとの事ですが、一杯分を食べ終えたところが丁度美味しく食べられる最後のタイミングという感じがしたので、そういう意味で替え玉はなくて正解だと個人的には思いました。
何というか全体のバランスが良く、とてもよく考えられてるなぁと感心した一品ですね。
嫁さんが注文した「梅つけ麺」も少し食べさせてもらいました。
今まで梅味の麺類を食べたことがなかったので想像がつきません。
わたしは梅の酸っぱさがあまり得意ではないので、少し懐疑的にスープを眺めます。
見た目はあっさりしてそうですが・・・どうでしょう。
まずはスープを一口。
ん?なんだこの口ざわり!思った以上に梅の風味がすごい!不思議な味だけど・・・美味しい!
変な酸っぱさではなく、甘みが引き立つ酸っぱさ。
口ざわりが良いので、口の中に梅の旨味がスーッと広がっていきます。
酸っぱさと戦いながらちびちびスープを飲むイメージをしていましたが、これならドバッと飲める!
とてもあっさりしていて上品な味で、麺との相性も「辣醤つけ麺に」負けず劣らずバッチリです。
例えるなら高級和食店で締めかなんかで出てきても違和感がないくらい。
外国人受けも良さそう。
そのうち中国や韓国からの観光客がドバッと押し寄せてきそうだなぁ。
その前に早めに行った方がいいかもしれません。
二人して麺をたいらげると、タイミング良く店員さんが「割りスープ持ってきますか?」と声掛けしてくれました。
返事はもちろん「お願いします!」
白い陶器に入ったスープは和風豚骨。
早速スープに流し込みます。
写真は「辣醤つけ麺」のスープに入れるところを撮りました。
赤いスープに白いスープが混じると、あっという間に美味しいスープの出来上がり。
見た目も味もマイルドになりました。
さすがに原液を飲み干すのはキツイですが、割りスープを足すとゴクゴクと飲めちゃいます。
それに割りスープが熱いので、スープの温度も復活してお得な気分♪
「梅つけ麺」の割りスープ足しも一口飲ませてもらいましたが、水筒に入れて持ち帰りたいと思うくらい美味しかったです。
薄まっても梅の良い風味はビクともしていないので、醤油やドレッシング等にに少し加えるとアクセントがついて美味しそうだなーと勝手に思いました。
振り返るとお昼時を過ぎた14時頃だというのに、かなりの待ち人数。
手を合わせて「ごちそうさま」をした我々は、そそくさと席をたちました。
本当に美味しかったです。
隣のゆんた市場は野菜が安くてお得
隣の建物は「JAおきなわ 読谷ファーマーズマーケット ゆんた市場」です。
せっかくなので寄ってみました♪
この建物の方が目立ちますが、「麺屋はちれん Hachiren」はここの建物内ではなく、隣の建物3階なのでお間違いのないようにお気をつけください。
ここの市場はとても広くて、野菜がとにかく安い!
野菜を作った農家さんの名前もきっちり記載されているので、安心して買えます。
ここにしかない特産品や珍しい手作りのお菓子などもたくさんあるので、一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
近所のパン屋やお弁当やさんの商品も売られているので、この辺一帯の食を味わうことができるのでお得です。
まとめ
「麺屋はちれん Hachiren」とてもオススメできます!
場所的に読谷のへんぴな所にあると思われがちですが、隣にゆんたく市場があったり、近くに世界遺産である「座喜味城跡」やとても綺麗な「残波岬・ビーチ」等があったりと、中・北部の観光地からのアクセスは良いです。
「青の洞窟」をはじめ、リゾート地として有名な恩納村もすぐ近くにあるので、どこかに立ち寄るついでに食べに行ってみてはいかがでしょうか。
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