沖縄に移住したら花粉症の症状が落ち着きました。

 

こんにちは、TVで飛散している花粉を見るだけで目が痒くなってくる、”元”花粉症のジョニーです。”元” というのは、沖縄に来て以来、花粉症の症状が全く出てないからです。

この記事をご覧になっているという事は、花粉症かもしくはそれに近い状態で「花粉なんてこの世から消えてしまえ!」というような種の根源すら脅かすような、恐ろしい思いを胸の内に秘めた方々ではないですか?

かくゆう私もその内の一人でした。

この記事を通して花粉症に苦しんでる人たちに、日本にも花粉症が発症しない楽園があるという事を認知していただき、いざとなれば沖縄に行けばなんとかなる、というような心の拠り所になってもらえたらなと思います。

沖縄県民は花粉症の存在を知らない?

私は東京で花粉症を発症しましたが、沖縄に住んでる頃は全く花粉症の症状は出なかったどころか、花粉症という存在すら知りませんでした。

身近で花粉症を発症をした人なんて見た事も聞いた事もなかったし、今でこそテレビやネットニュース等で、その存在を認知している人は少なからずいるとは思いますが、今だに花粉症と聞いて「何それ?」という人は結構います。

特に沖縄から一度も出たことがない人は、その割合が高いです。

私の友人に花粉症って知ってる?と尋ねると、「なんかのショーね?」という返答が返ってきました・・・

東京ではありえない事ですよね(笑)

火の無い所に煙は立たないと言いますが、花粉がない所に花粉症の話は存在しないという事でしょうか。

日本の花粉症の70%はスギが原因で発症している

花粉症とは、人間の体内に花粉が入って来た際に、免疫機能が過剰反応を起こしてしまうアレルギー反応の事を指します。

目のかゆみで涙が止まらなくなったり、鼻水が止まらず鼻づまりを起こす等の症状が一般的ですね。

その原因である花粉は、自然界に存在する植物から飛散します。

厚生労働省はスギ花粉が原因で花粉症を発症した割合が、約70%にものぼると発表しています。

スギ花粉・・・とてつもなく恐ろしいですね。

この事実を知った時、日本中がスギだらけなんじゃないのかと怖くなり、周り植栽されている木を片っ端からガン見していました。

完全に不審者ですね(笑)

日本のスギはほとんどが人工林です。戦後に資材調達のため森林伐採された跡地等に、農林水産省の指導の元、ヒノキと共に日本中に造林されました。

スギとヒノキは成長が早くて質が良く、加工にも適しているので、木材資源としてかなり適していたというのが理由でした。

また、その造林の歴史は奈良時代から続いており、かなり古い時代から重宝されていたようです。

では、スギは実際のところどのくらい造林されているのかというと、日本の森林面積における約18%も占めています。

なんだ、たったの18%しかないのかと思われるかもしれませんが、これはとてつもなく大きな数字です。日本の国土は約70%という膨大な土地が森林面積で、その中での18%というのはとてつもないです。

スギ、やはり恐ろしい・・・

沖縄にはスギ・ヒノキがほとんど生息していない

さて、日本中のいたるところに造林されているスギとヒノキですが、なぜか沖縄にはほとんど生息していません。

平成24年度に発表された、農林水産省の外局である林野庁の「スギ・ヒノキに関するデータ」を参照してみると、沖縄の森林面積に対してスギの割合は0.2%で、ヒノキに関してはなんと0%で、全く生息していませんでした。

なぜこんなにも低い数字なのかというと、まずスギとヒノキは沖縄の亜熱帯気候に適さないという事、そして戦後日本政府の統治下でなかったので、造林計画が推進できなかった、というのが原因のようです。

ちなみに東京の森林面積に対してのスギの割合は28%で、ヒノキは11%の割合です。

東京と沖縄ではこんなにも差があるという事ですね。

まとめ:やはり沖縄は花粉症患者の楽園だった!!

スギとヒノキがほとんどないという事は、沖縄は花粉症とは無縁の楽園という事になりますね。

ただスギとヒノキ以外に、他の植物の花粉にアレルギーがある方は注意が必要です。

中でもイネ科のススキは沖縄のいたる所に自生しているので、イネ科の花粉に対してアレルギーを持っている方は症状が続く可能性もあります。

ですが、スギとヒノキがないという事は、東京などの本土に比べてかなり楽ということに変わりはありません。

気象庁が出したシュミレーションによると、これから関東におけるスギ林密度が増加するという予測が出ています。

近年の温暖化と相まって、スギ花粉飛散量も増加していき、今後更に花粉症患者も増えていく事でしょう。

私も東京にいた時はスギ花粉の季節になると目が痒くなって鼻づまりが起き、なかなか寝付くことができずに、毎日睡眠不足になって大変でした。

これでもまだ軽度の方で、私の同僚なんて重度のアレルギー体質だった為、定期的に薬を飲まなければならず、年中マスクをしている姿は見ていてとても辛そうでした。

常に体がアレルギー反応を起こしているというのは、ただ生活するだけで苦痛になってしまいます。

軽度の症状ならともかく、重度のアレルギー体質の人からすると、花粉症に悩まされなくてすむ沖縄は、それだけでも移住してくる十分な価値があると私は思います。

次に同僚に会ったら沖縄移住を進めてみようかな、と思っております。

花粉症の皆さん、避花粉地の沖縄は素晴らしいですよ!旅行でもいいので、ぜひ一度足を運んでみてはどうでしょうか?

 

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