こんにちはmasaです。
今回は沖縄の方言【果物編】でございます。
沖縄は南国でとても暖かい気候です。
そのため、栽培できる果物がたくさんあり、沖縄のスーパーマーケットやファーマーズマーケットではたくさんの果物が並んでいます。
今回はそんな沖縄の果物を、方言名と食べられる時期も一緒に紹介していきたいと思います。
沖縄にはどんな果物がある?【方言名と食べられる時期も紹介】
沖縄の果物と方言名
グァバ → バンシルー
グァバは沖縄の方言でバンシルーといいます。
グァバジュースが有名ですよね。
初めてハワイに行った時に、あの有名なグァバジュースが飲める!と期待して飲んでみると・・・ただの飲み慣れたバンシルーでした。
この時に初めて、バンシルーがグァバの方言名だったということに気づいたのです。。
グァバは硬い種がたくさんあって食べにくいので、スムージにして飲む方が美味しさを感じられます。
冬場はなかなかお目にかかれないので、健康に良いグァバ茶を買ってみるのもいいかもしれません。
時期:5月~9月
スイカ → シークヮウイ、クヮントゥウイ
スイカは沖縄の方言名で、 シークヮウイやクヮントゥウイと呼ばれています。
沖縄のスイカは大きくて、とても甘いのが特徴です。
特に今帰仁スイカが有名ですよね。
今帰仁村のスイカは、出荷が早くて12月の初旬には食べれたりします。
通常スイカは夏のイメージがありますが、年末年始の旅行で訪れても美味しいスイカを食べることができるのは嬉しいですよね。
収穫時期が長くてほぼ一年中食べられます。
時期:12月~9月
苺(いちご) → イチュビ
沖縄の方言で苺のことをイチュビといいます。
沖縄でもいちごは収穫できますが、スーパーなどで販売されているものは、ほとんど県外産のいちごです。
沖縄産のいちごは、いちご農園が開催しているいちご狩りで食べることができます。
時期:12月~5月
マンゴー
言わずと知れた沖縄を代表する果物です。
値段が高いため、沖縄の人々はあまり食べなかったりします。
ファーマーズマーケットでは割と安く手に入れることができるので、シーズンになると観光客や地元民がたくさん訪れます。
スーパーマーケットだと、イオンやサンエーやコープで売られているマンゴーは値段は高いですが、品質も良いのでオススメです。
その中でも特にコープは、宮古島や本島内でも最高級のマンゴーを取り扱っているので、個人的に一番オススメです。
それなりに値段はしますが・・・。
ちなみに、わたしは今までかなりの量のマンゴーを食べてきましたが、マンゴーを凍らせて食べるというのが1番のお気に入りです。
マンゴーを細かく切って凍らせるだけなので特に手間はなく、時間がたっても食べれるので日持ちします。
時期:5月~9月
パッションフルーツ
パッションフルーツは、ゼリー状の果肉の中にサクサクの種が詰まった、甘酸っぱい果実です。
スプーンですくってそのまま食べられますが、かき氷やアイスクリームと一緒に食べても美味しいです。
また、カクテルや焼酎に入れると一気に飲みやすくなるので、お酒が苦手なわたしはよくパッションフルーツを混ぜて飲んでいます。
時期:2月~7月
パイナップル→ホーリー
パイナップルは沖縄の方言でホーリーといいます。
沖縄のパイナップルは糖度が高くてパクパク食べれちゃいますが、食べすぎるとベロが痛くなるので注意が必要です。
この痛みはパイナップルに含まれる、タンパク質分解酵素「ブロメライン」が引き起こします。
プロメラインが舌を覆っている唾液のタンパク質を分解してしまうので、舌が剥き出しになってしまい、パイナップルの酸味がダイレクトで舌を刺激してしまうためです。
ヨーグルトと一緒に食べると、舌が痛くなりにくいのでオススメです。
時期:4月~8月
アセロラ
アセロラはレモンに含まれるビタミンCの35倍もの量があります。
紫外線が強い沖縄では欠かせないフルーツといってもいいでしょう。
アセロラは収穫後にすぐ痛むので、なかなか生で食べられる機会がなく、主にジュースとして販売されています。本部町にあるアセローラフレッシュというお店の生ジュースとフローズンが美味しいのでオススメです。
時期:5月~11月
スターフルーツ
スターフルーツは切った断面が星の形をしており、サクサクとした食感でサッパリした味をしています。
少しだけ甘さを感じられますが、味付けをした方が美味しく食べられるので、フルーツというよりはサラダ感覚かな?とわたしは思います。
時期:11月~1月
ドラゴンフルーツ
ドラゴンフルーツはサボテン科の果物で、みずみずしくてサッパリとしています。
ホワイトとレッドがあり、レッドの方が甘味があってわたしは好きです。
かき氷と一緒に食べても美味しいです。
時期:7月~11月
ライチ → リーチ
ライチは沖縄の方言でリーチといいます。
ライチはプリッとした白い果肉が甘くてとてもジューシーです。
小さい頃、親戚のおじさんがライチを栽培していて、苦しくなるくらい食べた記憶があります。
冷凍のライチも美味しいですが、少し冷えたくらいの方がわたしは好きです。
時期:6月~7月
山桃 → ヤマムム
山桃は沖縄の方言でヤマムムといいます。
昔は中部の山で盛んに栽培されていたそうですが、現在では栽培している農家はほとんど見当たりません。
実は赤紫色をしていて、そのまま食べると甘酸っぱい味がします。
昔は塩漬けにしたり泡盛につけて食べていたそうですが、その存在自体があまり知られなくなってきました。
中部の市場では今だに販売しているお店もあるので、興味のある方は探索してみてください。
時期:4月~5月
きんかん → チンカン
きんかんは沖縄の方言でチンカンといいます。
果実が2〜3cm位の小型のみかんです。
皮ごと食べられて、丸ごと甘露煮したものをスーパーなどで販売しています。
時期:10月~12月
ぐみ → クービ
ぐみは沖縄の方言でグービといいます。
いたるところに自生しており、真っ赤な実は食べられますが、酸味があってかなり酸っぱいそうです。
実はローカルストアで販売されているのをたまに見かけますが、稀です。
茎は解熱剤などの薬用として昔から重宝されており、健康に良いクービ茶として販売されています。
時期:3月~4月
桑の実 → ナンデーシー
沖縄の桑の木は「シマグワ」という本土とは違う種類です。
キクラゲの原木でもあり養蚕としても使われていて、そのシマグワの実を方言でナンデーシーといいます。
シマグワはいたる所で自生しているので、普通に道を歩いていても見つけることができます。
主にシマグワの葉っぱは桑茶、実(ナンデーシ)はリキュールとして販売されています。
時期:4月~5月、10月
パパイヤ → パパヤー
パパイヤは沖縄の方言でパパヤーといいます。
沖縄では果物というよりも野菜という感覚が強くて、熟す前の青いパパイヤを炒めて食べるというのが一般的です。しりしりで細切りにして、ツナと炒めると絶品です。
わたしは大人になるまで、パパイヤがフルーツとして食べるというのを知りませんでした・・・。
時期:5月~3月
ヒラミレモン → シークヮサー
沖縄の方言でヒラミレモンをシークヮサーといいます。
シークヮサーはかなり有名なので、もはや方言名のほうが知られているかもしれません。
食べ方もいろいろ楽しめます。
完熟したものはそのまま食べても甘酸っぱくて美味しいですし、未熟なものは青切り用として焼き魚にかけたり刺身にかけても美味しいです。
また、ポン酢・ゼリー・ジュースといった加工された食品も豊富にあるので、そういった意味で一年中味わうことができる果物といえます。
時期:8月~12月
タンカン
タンカンは南国のみかんとして有名で、沖縄でも収穫できます。
皮が傷つきやすくて見た目は少し悪いですが、中身は抜群に美味しくて、一般的な温州みかんと比べても深い甘味があります。
ジュースやジャムにしても美味しいです。
北部のカフェでは100%タンカンジュースを出すお店もあり、わたしも何度か飲む機会がありましたが、本当に美味しいのでオススメです。
北部の山の中では路面で直売りしているお店も結構あるので、袋買いする地元民も多くいます。
時期:12月~2月
まとめ
沖縄の果物はどれも個性があって美味しいです。
1年を通して果物が採れるので、ファーマーズマーケットや市場に行けば、その時期旬の果物が見つかります。
とはいえ、夏場が最も果物が豊富な時期なので、やはり沖縄を満喫するなら夏に訪れた方がいいでしょう。
マンゴー、パッションフルーツ、グァバ、パイナップル、ドラゴンフルーツといった王道の果物が楽しめるのは夏だけです。
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