沖縄と東京の気温ってどれくらい違うの?比較してみました。〜夏秋編〜

10月も終盤に差し掛かり、いよいよ秋から冬に季節が歩を進めようとしています。

しかし、ここ沖縄はまだまだ夏真っ盛り!

10月に入ってなお、連続して真夏日を記録しています。

(※真夏日とは日最高気温が30度以上の日)

とにかく暑い、暑すぎる・・・。

いくら夏好きな僕といえども、そろそろ寒いという感覚が恋しくなってきたりします。

 

それに比べ東京はどうでしょうか。

テレビ等のメディアから、「昨日まで暖かかったのに急に寒くなってきて慌てて冬支度を始めた」なんてニュースを目にしたりします。

僕も初めて東京で越冬した年は気温の変化についていけず、よく体調を崩して風邪をひいたりと寝込んでしまい、南国民特有の弱さを周りからからかわれた経験があります。

 

これだけ東京と沖縄の気候は違うという事ですね。

そもそも、沖縄と東京の気温差は一体どれだけあるのか?

 

冬の寒さが全然違うというのはわかりますが、夏場の暑さはむしろ東京の方が高いという話をよく耳にします。特に関東では、埼玉の熊谷市が40℃を超える場所として全国的にも有名ですよね。

僕も真夏に何回か行ったことがありますが、ここは自然の強制サウナ装置か?というほど暑くて、駅前の冷却ミストの前で貼り付けになってしまいました。

そして、人通りの多い東京の都市部も同じくらい暑かったという記憶があります。

風がない日なんて、とてもじゃないけどアスファルトの道なんて歩けたもんじゃないです。

 

沖縄も日差しが強いので、体感的には東京や熊谷の夏の暑さにも負けてはいないと思います。

紫外線の数値が東京よりも1.3倍以上強いということもあり、日焼け止めを塗らず真夏に日中の海沿いを歩いたりすると、灼熱地獄よろしく、肌の弱い人はものの数時間で、日焼けを通り越した火傷を負ってしまいます。

 

ですが、僕も含め「体感的にこんな感じの暑さだろうな」と思ってはいても、東京と沖縄どっちがどう暑いのかという具体的に説明をすることができないのではないでしょうか?

そして夏から秋にかけて沖縄と東京の気温ってどれくらい違うのか、というのもはっきりとわかりません。

というわけで、夏から秋にかけての沖縄と東京の気候を比べてみようと記事を書いて見ました。ここは気象庁か?という位、数字が続くので、飴玉やガムを噛みなら記事を読むことをおすすめします:笑

8月、9月、10月の気温を比べてみました

2017年8月の気温

 

参照元: goo天気 https://weather.goo.ne.jp

まずは最高気温はどうでしょうか。

 

沖縄は一番高い日が25日の34.8℃で、一番低い日が30日の31.6℃です。

気温差は3.2℃しかなく、平均気温も33.6℃と安定しています。

 

一方の東京はというと、一番高い日が、9日の37.1℃と沖縄を超える猛暑日を記録しているに対して、一番低い日が、31日の21.6℃とかなり低くなっています。(※猛暑日とは日最高気温が35度以上の日)

気温差はなんと15.5℃もあり、沖縄の5倍近くもあります。その影響で、1日単位でみると沖縄よりも暑い日があるにも関わらず、平均気温は30.3℃沖縄よりも3.3℃低くなっています。

 

次に最低気温はどうでしょうか。

 

沖縄は一番高い日が4日の29.7℃で、一番低い日が27日の26.5℃です。

気温差は3.2℃しかなく、平均気温も28.4℃と最高気温と同じく安定しています。

8月全ての日で最低気温が25℃以上あるので、31日間連続で熱帯夜だったという事になります。ちなみに7月1日から8月31日まで最低気温が25℃以上あったので、62日もの間熱帯夜が続いています。(※熱帯夜とは日最低気温が25度以上の日)

 

東京の方はというと、一番高い日が8日の26.9℃で、一番低い日が17日の20.9℃です。

気温差は6℃で、平均気温は24.1℃沖縄よりも4.3℃低くなっています。

熱帯夜も12日しかなく、沖縄と大きく差が開いています。

 

2017年9月の気温

参照元: goo天気 https://weather.goo.ne.jp

最高気温はどうでしょうか。

沖縄は一番高い日が3日の33.9℃で、一番低い日が16日の28.4℃です。

気温差は5.5℃で、平均気温は30.6℃とまだまだ夏真っ盛りです。

 

一方の東京はというと、一番高い日が、18日の33.3℃と沖縄に迫る気温ですが、一番低い日が、17日の20.9℃と8月同様かなり低くなっています。

気温差は12.4℃で、平均気温は26.8℃沖縄よりも3.8℃低くなっています。

 

次に最低気温はどうでしょうか。

沖縄は一番高い日が6日の28.8℃で、一番低い日が19日の23℃です。

気温差は5.8℃で、平均気温は27℃と8月とほとんど変わりません。

19日に25℃を下回ってしまった為、7月から続いていた熱帯夜が81日で途切れてしまいました。とはいえ、この日以外は、全ての日で最低気温が25℃以上あったので、すぐさま翌日から月末まで11日連続で熱帯夜を記録しています。

 

東京の方はどうでしょうか。一番高い日が11日の22.8℃で、一番低い日が29日の16℃です。

気温差は6.8℃で、平均気温は19.8℃沖縄よりも7.2℃低く熱帯夜は1日もありませんでした。

徐々に南国沖縄との気温差が現れてきましたね。

 

2017年10月の気温

※10月は執筆日の18日までのデータです。後ほど修正を加えますのでご了承ください。

参照元: goo天気 https://weather.goo.ne.jp

10月の表は記事を書いている本日19日までとなっていますが、月末になれば更新します。

最高気温はどうでしょうか。

沖縄は一番高い日が6日の33℃で、一番低い日が4日と17日の30.1℃です。

気温差は2.9℃で、平均気温は31.3℃と秋とは呼べない暑さです。

 

一方の東京はというと、一番高い日が、10日の28.6℃と30℃を下回り、一番低い日が、16日の13.6℃と一気に低くなっています。

気温差は15℃で、平均気温は21.6℃沖縄よりも9.7℃も低くなっています。

 

次に最低気温はどうでしょうか。

沖縄は一番高い日が8日と15日の27.4℃で、一番低い日が2日の24.6℃です。

気温差は2.8℃で、平均気温は26.5℃で9月とさほど変わりません。

2日に25℃を下回ってしまった為、9月から続いていた熱帯夜が13日で途切れてしまいましたた。とはいえ、この時点で熱帯夜が16日もあるので、依然として暑さは留まるところを知らないと言った状況です。

 

東京の方はどうでしょうか。一番高い日が2日の19.6℃で、一番低い日が18日の11.2℃で1桁目前の寒さです。

気温差は8.4℃で、平均気温は15.8℃と沖縄よりも10.7℃も低くなってしまい、いよいよ冬目前といった様相を呈してきました。

10月の時点で、南国沖縄との気温差がはっきり現れましたね。

気温を比べた結果

沖縄は最高気温と最低気温共に安定して高いです。

また熱帯夜が8月から10月18日までの間で76日もあり、東京の12日を圧倒しています。

確かに今年は台風が直撃しなかった影響もあり、雨が少なく、夜になっても気温が下がらずに

一日中エアコンを付けっ放しにしていました。

10月中旬に嫁さんの友達が沖縄に遊びに来ていましたが、夕方まで普通に海に入れていたので一日中暑かったという事ですね。

一方の東京はというと、最高気温が沖縄よりも高くなる日も何日かありましたが、全体的にばらつきがあって気温の寒暖差が激しいです。

冒頭で触れた「昨日まで暖かかったのに急に寒くなってきて慌てて冬支度を始めた」というニュースが、数字ではっきりと示されていますね。

一日の気温差も沖縄に比べて大きく、特に9月10月は10℃位の開きがある日もありました。

僕もそれで痛い目を見たことがありますが、日中に家を出るときに暖かいので半袖で出かけ 夜になって急に寒くなり、ブルブル震えながら体調を壊すというパターンを何度も経験しています。

なんくるないさーと思っても、なんくるならない事もあるとその時に知りました。

これは沖縄県民にとっての、あるあるではないでしょうか。

季節の変わり目に5〜10回は体調を崩していた僕ですが(体調崩しすぎですよね 笑)、沖縄に来てからは流行りのインフルエンザに一回罹ったのみで、ほとんど体調を崩す事がなくなりました。

気温が安定しているという点では、沖縄の方が安心して暮らせるかもしれません。

ただ東京や関東周辺は、紅葉を見ながら寒さを感じつつ散歩といった秋らしさを味わえますが、沖縄はひたすら暖かいので、季節感を受信できずに、メリハリがないので物足りなく感じたりします。

東京に住んでいた頃は暖かい沖縄を夢見ていましたが、今は東京を夢見たりするので、結局ないものねだりなのかも知れません。

気温に違いはあれど、それぞれ良いところがあるという事ですね。

 

湿度で暑さの質が変わる?

暑さにも質があります。

過ごしやすい気温でも湿度が高すぎるとベタベタして不快に感じたり

逆に気温が高くても、湿度が低いとカラッとしていて気持ちよく感じたりします。

東京と沖縄ってどっちが湿度が高いのでしょうか。

8月、9月、10月の湿度比べてみました

※10月は執筆日の18日までのデータです。後ほど修正を加えますのでご了承ください。

参照元: 気象庁 https://weather.goo.ne.jp

表を見てみると、東京の方が湿度が高い日が多そうです。

月の平均湿度を計算すると

沖縄は8月が72.4%、9月が75%、10月が73.9%

東京は8月が82.8%、9月が79.1%、10月が83%

 

という事で、東京の方が湿度が高いという結果になりました。

 

湿度を比べた結果

 

まずこの結果を見て「意外だ!」と感じました。

というのも、沖縄は亜熱帯気候に属しているので年中湿度が高く、ちょっと目を離した隙にタンスに入れていた洋服や革製品がカビに侵食されてしまうからです。

そのイメージがあったので、てっきり沖縄の方が湿度が高いはず、と勝手に思っていました。

ですが数字では東京の方が高くなっていて、特に9月と10月は10%も開きがありましたね。

沖縄も湿度が70%以上もあるので、十分高い数字ですが・・・。

今年は東京は雨の日が多く、沖縄は台風が直撃しない影響もあったとは思いますが、結果は東京の方が湿度が高いという事がわかりました。

という事は沖縄の方が湿度が低い分、暑さの質が良いという事になるのでしょうか?

私の経験になってはしまいますが、東京は風があまりないイメージがあります。

沖縄は海に囲まれている為、常に風が吹き、日陰に入ると気持ち良く感じます。

湿度に加え心地良い風、ここは沖縄の夏の方が質が良いという判定を下したいと思います。

ただ、夜になって気温が下がった東京の花火大会の帰り道は、風情があって僕はとても好きです。

やっぱりないものねだりという事でしょうかね:笑

 

まとめ

いろいろと比べてはみたものの、それぞれ良いところがありました。

結局は無い物ねだり感情で、その時々によって変わるという事なのかもしれません。

現状で言えば、僕は寒さが恋しいので東京の秋が恋しく感じていますが、東京で寒さに辟易している方々は、沖縄を羨ましく思っているかもしれません。

あれだけ数字を出しておいて、最後に人それぞれって腑に落ちないかもしれませんが:笑

夏は沖縄の方が質が良いかもしれないけれども、秋は人それぞれ好みがある、というところを落とし所にしたいといと思います。

それでは、またお会いしましょう。

 

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